「キャリアが止まる」ではなくて、「人生がひらく」時間だった。
はじめまして、Akikoです。
このブログでは「無敵の駐妻LIFE」と題して、
世界を舞台に“キャリアブレイクを楽しむ”女性たちのリアルな姿をお届けしていきます。
まずは、私自身のことを少しだけ。
✈️「一時的なバケーション。だったら、全力で楽しもう」
夫の海外駐在が決まったとき、私は7年続けた仕事を手放すことになりました。
アメリカ・カナダでの留学や就職を経て、日本でも働き続けてきた中でのひと区切り。
夫の駐在が決まったのは、私自身が前職で昇格間近のタイミングでもあり、「いま辞めるのか…」と一瞬よぎったのは確かです。
でも、
“いつかまた海外に住みたい”という思いや、
“海外での経験は子どもたちにも絶対プラスになる”という信念、
そして何より
“家族みんなで一緒にいたい”という気持ちから、夫の駐在に同行することを決めました。
決心した後に湧いてきた気持ちは、
「こんなふうにオフィシャルに、人生で仕事を休める機会なんて他にない。」
「だったら、全力で楽しもう!」
そうして私は、中国・広州へ飛び立ちました。
“駐妻”だからこそできた挑戦
広州での生活が始まると、私が思っていた以上に毎日が新鮮で、発見の連続でした。
もちろん最初は戸惑いもありました。
カフェでコーヒーを買うことすらひと苦労、子どもの幼稚園の手続き、先生やクラスメイトとの中国語でのやり取り…。
でも、そうしたひとつひとつの出来事が、私を自然と“行動”に向かわせてくれました。
🤝【語学交流イベント】
中国での生活が始まり、中国語の勉強をはじめて2か月ほどでHSK4級に合格。
ですが、そこで気づいたのは、「試験には合格しても、まったく話せない」という現実でした。
また、中国で出会った友人たちとの会話も思うようにできず、もどかしさを感じはじめたのもこの頃。
会話力を上げるには、とにかく“話す場”が必要!
そう思い、カフェでの語学交流会をスタート。
最初は数人に声をかけて始めた小さな集まりが、少しずつ広まり、
2年間でなんと100回以上の開催に。
中国人や日本人だけでなく、さまざまなバックグラウンドを持つ方々が集い、
国籍も世代も越えた、交流と学びの場となりました。
現在は帰国後も、愛知県で月1回の語学交流会を続けています。
🏫【幼稚園PTAにもチャレンジ】
中国では、子どもたちが通う現地幼稚園のPTA活動にも参加しました。
最初は言葉の壁に緊張もありましたが、
「しっかりやり遂げたい」という気持ちで一歩ずつ乗り越えていくうちに、いつしか先生や子供と同じクラスの親御さんからも信頼される一員として活動できるようになっていました。
💼【キャリア支援も、自分らしく】
また、リクルーターとしての経験を活かして、
現地でできた友人たちに向けた無料のキャリア相談や講座、営業スキルセミナーも開催。
「働けないから、何もできない」ではなく、
自分の持っている経験や知識を活かして、“今できること”に挑戦する。
そんな気持ちで、新しい活動をいくつも始めていきました。
🌱“キャリア”って、生き方。
広州でのこの経験は、私に
「キャリア=仕事」ではなく、「キャリア=生き方」という価値観をくれました。
仕事を一時的に離れても、
学び、出会い、挑戦し、誰かの力になれる日々は、自分でつくることができる。
だから私は、
「駐妻=キャリアブレイク=キャリアの終わり」ではない、
ということを、これからも伝えていきたいと思っています。
