会社を辞める決断をしたのは、地方移住が決まり、自分らしい働き方を模索したいという思いからでした。
退職後、自由な時間ができたことで、思いがけない出会いやチャンスに恵まれました。
今回は、退職を経て気づいた「人とのつながり」と「チャンス」に関する3つの学びをお伝えします。
① 時間と余白が生み出す新しいチャンスがある
私は退職後、すぐに再就職する予定がなかったため自分なりの事業の計画を立てていましたが、実際には計画になかった多くのチャンスが訪れました。「会社を辞めました」と周囲に伝えると、「これを手伝ってほしい」と思いがけない方々からと声をかけていただいたのです。
私のように退職して個人になると、副業規定や勤務時間など会社員にある制限がないため、「この人にならちょっとした依頼を気軽に頼めるかな」と思っていただける場面が増えるのかもしれません。
「時間」と「余白」が生まれたことで、新たなチャンスを呼び込むきっかけになることを実感しました。

②仕事は、人とのつながりの中で生まれる
退職後に私が実際にいただいた仕事や機会のほとんどは、身近な人とのつながりからでした。
最初に仕事を依頼してくれたのは父でした。父は定年後に個人事業主として活動しており、退職を報告したとき、すぐに「手伝ってくれないか」と声をかけてくれました。そして父が取引先に「娘が手伝っている」と話したことで、別の企業からも仕事をいただけることになりました。
会社員時代に取得した資格や経験も役立ちましたが、それ以上に人と人とのつながりが仕事を生み出すということを再認識しました。
③ 行動パターンが変わると、素敵な出会いにつながる
会社員の頃は、土日にプライベートな予定を詰め込んでいましたが、退職後は混雑を避け平日に外出するようになりました。
薄井シンシアさんと出会ったのも、そんな平日の午後のことでした。
街中で偶然、以前から尊敬していたシンシアさんを見かけ、勇気を出して声をかけました。その際に、「会社を辞めて、今はこんな目標があります」とお話したことで、シンシアさんが私のことを気に留めてくださったのだと思います。
その後、イラスト制作やホームページリニューアルにも関わらせていただくことになり、まさかの出会いが思ってもいなかった形で新たなチャンスにつながっていきました。




あの日あの時間に外に出ていなければ出会わなかったご縁、そして様々な機会をいただいたシンシアさんに心から感謝しています。
まとめ:行動したことでわかった、新しいチャンスの生まれ方
会社を辞めて得られた人とのつながりやチャンスは、事前に想像できるものではありませんでした。会社を辞める前から、このような未来を明確にイメージできれば、迷いなく前に進める人も多いのかもしれませんが、現実はそう簡単ではありません。
それでも私は、行動に移したことで生まれた「余白」が人とのつながりを深め、そこから予想もしなかった新しいチャンスへとつながっていったと感じています。
