3社で凹んで止まる転職活動、もう終わりにしよう

転職や再就職を考え始めたとき、多くの方が、まず求人を探し、
いくつか応募します。そして、こんな状態で立ち止まります。

「とりあえず3社くらい応募してみたんですが、全部落ちてしまって、正直凹んでます。やらないといけないと思ってはいるんですが、気が乗らないんです。」

このような言葉を、ご相談の現場で何度も聞いてきました。

落ちると、正直しんどいですよね。
否定されたような気がして、「やっぱり私には無理なのかも」と思ってしまう。
今日は、そんな方に向けて、少しだけ現実を一緒に見てみる話をします。

転職活動は「3社で判断できるもの」ではない

まず、数字の話をします。

マイナビ転職のデータによると、転職活動者の平均応募社数は約8.4社。

思ったより多いと感じませんか?
「2〜3社応募して、様子を見る」
そんなイメージを持っている方も多いのですが、
実際には、8社以上応募している人が多数派です。

さらに年代別に見ると、
41歳以降では、10社以上応募している人が多いという結果も出ています。

つまり、年齢が上がるほど1社ずつ慎重に、というより、ある程度の数を前提に動く。そんな転職の仕方に、自然と変わっていくのです。

そこにはやはり、
・書類選考の通過率が下がりやすい
・企業側の目線がよりシビアになる
・経験があっても、年齢で判断される
そのような状況があるわけです。

ですので、3社応募して、全部落ちたという状態は、「もうダメ」ではなく「やっとスタート地点に立った」くらいの位置。

数字で見ると、そう言えるのです。

へこんでいい。でも止まらないでほしい

ここは、とても大事なところなので、しっかりとお伝えしたいのですが、凹んでも、落ち込んでもいいですが、立ち止まらないでください。

転職活動は、自信が満タンになってから始めるものではありません。
不安なまま、迷いながら、自信が揺らいだ状態で、それでも動き続けた人だけが、次に進めます。

応募社数は「量」。でも、本質はそこではない

だからと言って「とにかく数を打て」と言いたいわけではありません。
応募社数は、たしかに量です。
でも、その裏側で何が起きているかというと、

1社応募するために、
・私たちはこれまでの仕事を振り返り
・自分の強みの言語化
・なぜこの会社で働きたいのかを考える
・どんな働き方をしたいのかを問い直す

このように、かなりエネルギーを使いますよね。

だから、3社で疲れてしまう人が多いと思っています。
それは、本気で向き合っている証拠です。
ただ、考えたまま止まってしまうのは、正直もったいない。
そう思うんです。

判断軸があると、迷い方が変わる

ここで大事になるのが、判断軸です。

☆私は、働く上で何を大事にしたいのか
☆どんなあり方で仕事をしたいのか
☆何を守って、何を手放すのか

これが言葉になっていると、迷ったときに立ち戻る場所ができます。

落ちた経験は、振り返ることで次につなげる

面接で落ちると、メンタルは削られます。
一旦、落ち込んでいいと思います。
ただ、そこで終わらせないでほしい。
誰かに話す。振り返る。次の作戦を立てる。
アクションを起こしてほしいんです。

応募する仕事の方向性や、応募書類でさらに工夫できる点、
面接で伝え方を変えられそうなところ等、これを一つずつ整理していくことが、次につながる推進力になります。

地味ですが、これは立派なPDCAです。
転職活動は、実はあなたを成長させ、未来を拓く力を付ける、
そんな活動でもあるんです。

転職活動で、あなたの価値の全てが決まるわけではない

最後に、これだけはお伝えしたい。

転職活動で、あなたの価値が全て決まるわけではありません
転職活動は、応募した会社との相性を確かめる場です。

別な見方をすると、落ちた、その会社はあなたとは合わないんです。応募した会社側が、そう判断した結果とも言えます。
なので、合わない場所に行かずに済んだ、という見方もできると思っています。

しっかり準備をして、前に向かって歩んでほしい。
そう思っています。

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By キャリアコンサルタント みつはしくみこ

生命保険会社・病院・銀行・人材派遣会社と常に女性の多い職場に計20年おりました。 女性は人間関係や仕事、プライベートなどライフステージに応じて様々な悩みを抱えている方が多く、上記職場での勤務時代も同僚や上司の相談にのり、自分には『人の話を聴く力』があるのではないかと思い至りました。 その『人の話を聴く力』をプロフェッショナルの域まで高めるため国家資格キャリアコンサルタントを取得、1日8~10人の派遣社員の皆さん(延べ5000人)の悩みに耳を傾け、次の一歩を歩むお手伝いをしてきました。 現在は複数社で、女性比率の高い職場でのキャリアコンサルティングを通して、経営者と従業員が同じ方向を向いて企業が成長できるよう支援を行っております。 また、大学生の就活支援も行っており、若者の未来を築いて行くお手伝いもしています。

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