「通訳者を目指して♯100日英語チャレンジ」明日香さん

Hi there! Welcome to my blog. こんにちはSachikoです。 英語はあなたのキャリアにどんな影響を与えていますか? どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身に着けられるのでしょうか。 英語を軸にキャリアを紡いできたSachikoが英語の達人のみなさんにその秘訣を伺います。 今回ご紹介するのは、英検1級、TOEIC IP 970点という高い英語力を持ち、外資系企業で働きながら“通訳者”という夢に向かって歩み続ける明日香さん。SNSで話題となった「♯100日英語チャレンジ」の発信者としても、多くの学習者に影響を与えています。 彼女の英語との出会いから、キャリア形成における葛藤、そして英語学習を習慣化するための独自の工夫まで、じっくりお話を伺いました。 英語との出会いは3歳の英会話教室から 明日香さんが英語と出会ったのは、なんと3歳の頃です。お母様が英語学科出身で「自分は英語を話せなかったからこそ、娘には話せるようになってほしい」という思いから英会話教室に通わせてくれたのだそうです。 「最初は遊び感覚で通っていました。英語で歌ったりゲームをしたりして、それがすごく楽しかったんです。」 しかし、10歳のときの海外旅行が大きな転機になります。同じホテルに滞在していた台湾の子どもと英語で話した際、その流ちょうさに衝撃を受けたと言います。 「自分のほうが英語をやってきた自信があったので、本当に打ちのめされました。“あの子みたいに話せるようになりたい”という気持ちが、あの時に初めて強く芽生えました。」 帰国後は、英検コースのある英会話スクールで集中的に学び始め、本格的な英語学習の道を歩んでいきました。 アメリカ留学で感じた“理想とのギャップ” 大学は外国語学部へ進み、1年間のアメリカ留学を経験します。しかし、その留学先で感じたのは「理想の自分と実力との差」でした。 「留学をする前から英語に強くなりたくて専門性に憧れていたのですが、実際に行ってみると全然理想に届いていませんでした。帰国後すぐに就活が始まり“これからどうするか”を本気で考え始めたんです。」 通訳者や言語学者への道にも惹かれていましたが、当時は明確にイメージできなかったといいます。 そんなとき、お父様のつながりで関西空港の通訳者と話す機会に恵まれました。「通訳者になる前に企業で働いたほうが、通訳としての深みが出るとアドバイスをいただきました。その言葉が強く心に残り、一度は一般企業で働き経験を積む選択をしました。」 そうして選んだ就職先が日系大手企業の楽天でした。 社会人3年目に訪れた転機――「英語を使わない8時間」への迷い 楽天での3年間は、楽しく充実した時間でもありました。同期と遊んだり旅行したり、新社会人としての生活をとことん満喫していたと言います。 しかし3年目に入った頃、ふと自分の未来を考え直すようになりました。「このままでいいのかなと初めて思ったんです。インスタの利用をやめて、英語のシャドーイングを中心に学習を再開しました。」 英語を学ぶほどに、自分の働く環境にある違和感がはっきりしてきました。「英語を使わない職場で1日8時間過ごしていることに、少しずつ疑問を感じ始めていて……。英語をもっと使える環境に身を置きたいという気持ちが強くなりました。」 そこから“英語を使える職場”を軸に転職活動を行い、現在のグローバル広告代理店に転職。社内は日本人と外国人が半々で、業務の8割が英語だそうです。 「英語で働くのが日常になり、ようやく理想の環境に近づいたと感じています。」 外資系で求められる英語力とは? 外資系というと、高い英語力が必要というイメージを持つ方も多いはず。 明日香さん自身、TOEICリスニング満点、英検1級という優れた実績を持っています。 「TOEICは800点くらいだと、大切なお知らせや会議内容など、重要な部分を取りこぼす可能性があるかもしれません。900点を超えていると、ぐっと働きやすくなると感じています。」 TOEICのビジネス英語の構成はメールの文章構成にも近く、実用的な力になるとのこと。 さらに、洗練された文書やクリエイティブ系の英文では、英検1級レベルの語彙を知っていると読み解きやすいそうです。 英検1級は「避けて通れない挑戦」だった 最初から英検1級を目指していたわけではありません。「英検1級なんて誰が受けるの?と思っていたので、本当に壁のような資格でした(笑)。」 しかし、通訳学校の会議通訳クラスの免除条件に英検1級があったことで挑戦を決意。 最近その条件が廃止されてしまったそうですが、それでも受験した価値は大きかったと語ります。 「結果的に自分の英語基礎力を見直す良い機会になりました。結局は実力でいきなさいということなんだと思っています。」 「100日英語チャレンジ」誕生秘話 2023年3月から行った「100日英語チャレンジ」。シャドーイングを習慣化するため、Xで毎日投稿を続けたことが始まりでした。 「同じ時間に同じことを100日続けると、確実に習慣として定着します。日々の積み重ねが、学習を生活のリズムに組み込んでくれました。」 また、英語学習において最も重視しているのは“振り返り”だと言います。 「アウトプットしたあと、必ず“何が足りなかったか”“次はどう改善するか”を考えるようにしています。このプロセスを繰り返すことで、成長が加速していくんです。」 SNSでは英語の上級者をフォローし、刺激を受けながらモチベーションを保っているそうです。 100日英語チャレンジコミュニティーに参加するのはどんな人? 現在運営している英語学習習慣化コミュニティ「Buddit」では、40代前後の参加者を中心にデザインされています。 「40代は、仕事で英語が必要になる場面が増える時期ですよね。また、キャリアアップやキャリアチェンジを考える年齢でもあります。外資系で活躍する同世代を見て、“自分も頑張らなければ”と感じる方も多いのではないかと思います。」 それぞれが目標を掲げ、100日間続け、お互いに励まし合う。大人になってからの学びを支える場として、コミュニティーの存在は大きいといいます。 これから描く未来と、英語学習を続けるコツ 最後に、英語学習を続けるためのコツと、今後のビジョンを伺いました。 「まずは無理をせず習慣化すること。そして、自分の目標との差を常に確認することが大切です。」通訳者という明確な目標に向かい、今年4月から再び通訳学校に通う予定だそうです。「外資系での実務経験を積みながら、通訳者に近づいていきたいと思っています。」… Continue reading 「通訳者を目指して♯100日英語チャレンジ」明日香さん

「心に響くパフォーマンスを追い求めて」バイリンガルアナウンサー・野口美穂さん

Hi there! Welcome to my blog. こんにちは、Sachiko です。 英語はあなたのキャリアにどんな影響を与えていますか?どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身につけられるのでしょうか? 英語を軸にキャリアを紡いできたSachiko が、英語の達人のみなさんにその秘訣を伺います。 今回ご紹介するのは、バイリンガルフリーアナウンサーとして知られる野口美穂さんです。岐阜県に拠点を置きながら、英語を武器にグローバルな舞台で活躍されています。 愛知国際放送(Radio-i)で日英バイリンガルニュースアナウンサーや番組パーソナリティーを務めた後、国際カップルの披露宴や、国際会議、企業のグローバルイベントでのバイリンガルMC、ステージ通訳など、活動の幅を広げてこられました。さらにGoogleマップのカーナビ音声を担当したことでも知られています。 また、全米No.1セレブリティボイスコーチ Roger Love氏の認定ボイスコーチ資格を取得し、近年は「世界で活躍する人のためのバイリンガル英語スピーキング指導」にも力を入れていらっしゃいます。 今回は、キャリアの歩み、英語との出会い、バイリンガルアナウンサーという新たな職域を切り開くまでの道、そして子育てと仕事の両立について、じっくりとお話を伺いました。 バイリンガルアナウンサーという仕事 ――まず、「バイリンガルアナウンサー」とはどのようなお仕事なのでしょうか? 実は、先人の方はいらっしゃるんですけれど、私の場合は“自称”というのが正しいんです(笑)。ラジオでアナウンサーをしていたこともあり、「MC、バイリンガル司会、モデレーター、パブリックスピーカー」など、スピーキングを軸にする職業を分かりやすくするために自分のことを “バイリンガルアナウンサー”と呼んでいます。ただ、英語では“アナウンサー”という言い方はせず、professional speaker, emcee, moderatorと名乗っています。  英語との出会い ―― 高校時代の留学が原点 ――高校時代のアメリカ留学が大きなきっかけだったのでしょうか? AFSの交換留学でメリーランド州の公立高校に通ったんですが、英語の授業についていくのが本当に大変で。 リーディングの課題が20ページとか、高校生にはかなりハードでした。でも振り返ると、人前で話す機会が多かった気もします。 留学前から洋楽が好きで、バイリンガルで話すラジオDJにも憧れていました。 大学での学びが、今の仕事につながった ――大学で専攻されたオーラル・インタープリテーションは、現在のお仕事にどう活かされていますか? オーラル・インタープリテーションは、文学作品やスピーチなどの文章を“声で表現する”学問です。 朗読とは違って、作品の意味や感情、リズムを捉え、声と身体表現を通して伝えるもの。演劇的ですが、台本を必ずしも暗記するというわけではなく、テキストを解釈しながら読み上げるのが特徴です。 この学びが、今のバイリンガルMCの仕事にとても活きていますね。 人生の転機 ―― 流産、ラジオ局閉鎖、そして新たな道 ――秘書、通訳、海外営業などさまざまなキャリアを経て、どのようにMCの道に進まれたのでしょうか? 短大卒業後は岐阜の企業で秘書をしていました。そこで外国からのVIPをアテンドする方がいて、通訳ガイドの資格があると伺ったのがきっかけで、私も挑戦しようと思ったんです。 事務所を辞めて勉強に専念し、英検1級と通訳ガイドの資格を取得しました。 通訳学校にも通ったんですが、日本語でのアウトプットがうまくできなくて、日本語スピーキングを鍛えるためにアナウンス学校へ行ったら、そちらの方が断然おもしろかった(笑)。そこで「あ、通訳は向いてないな」と悟りました。 その後、社内通訳のような仕事に就いたとき、通訳ガイド資格のおかげで時給が少し高くなって、「資格を取っておいてよかった!」と実感。 その仕事の傍ら受けたオーディションで、FM放送レディオアイの日英ニュース読みの仕事を得ました。 ――そこから大きな転機があったそうですね。 はい。妊娠後に流産というつらい出来事を経験したのですが、その後ラジオ局で番組再編成があり、自分の番組を持てるチャンスが来ました。 迷いながらも引き受けて半年ほど担当しましたが、残念ながらラジオ局自体が閉鎖に。 朝番組で体力的にも厳しかったので、長く続けるのは難しかったかもしれません。 MCの仕事が軌道に乗るまで その後は妊活を優先するため、自由に働けるよう自営業に。自分でホームページも作りました。 きっかけは、友人(オーストラリア人と結婚)から頼まれた披露宴MC。フランス語も話せるので、日仏カップルの披露宴MCも経験し、そこから自然と仕事が広がっていきました。 バイリンガルMCの仕事を紹介するキャスティング事務所にも登録し、シャンパンメーカー、フェラーリ、東京国際映画祭など大規模イベントのMCも担当しました。 岐阜在住の自分に依頼が来るのか不安で料金も抑えていたのですが、実績が増えるにつれ適正価格に。 パフォーマンス動画をYouTubeにアップし、それを見た企業から「うちでもお願いします」と依頼が来るようになり、そこから仕事が好循環に入りました。… Continue reading 「心に響くパフォーマンスを追い求めて」バイリンガルアナウンサー・野口美穂さん