英語、キャリア、そして飾り寿司~異文化をつなぐ私の挑戦~AT Globe 鈴木美加子さん

Hi there! Welcome to my blog. こんにちは、Sachikoです。 英語を「話せるスキル」で終わらせず、どうキャリアにつなげ、どう人生に活かしていくのか。このブログでは、英語を軸に自分らしい道を切り拓いてきた方々の、等身大の経験と選択をお届けしています。 今回ご紹介するのは、外資系企業の人事部門で長年経験を積み、2014年に株式会社AT Globeを設立された鈴木美加子(美加子さん)さんです。 「世界で活躍できる日本人を育てたい」という想いのもと、グローバル人材育成に取り組む一方、近年は海外からの旅行者向けに飾り寿司教室という新たな事業もスタートされました。 英語との出会い、外資系企業でのキャリア、起業への挑戦。そして日本文化を世界へ発信する新たな取り組みについて、お話を伺いました。 ニューヨーク生まれの帰国ベイビー 商社勤務だったお父様のニューヨーク駐在中に生まれたという美加子さん。 幼少期の記憶はないそうですが、海外を身近に感じる家庭環境で育ちました。 人生の転機となったのは大学3年生の夏休み。当時ドイツにお父様が単身赴任されていて、「成人式の晴れ着は要らないから、大学3年生の夏休みにドイツに行きたい」とご両親と交渉しドイツ行きを実現させたのが本格的海外体験でした。 ヨーロッパでは多くの人が英語でコミュニケーションを取る中、自分だけが英語を話せない——。その残念さが英語学習への強い原動力になったといいます。 「英語を使って仕事がしたい」 「多様な環境で働きたい」 今につながる思いは、この時に芽生えたそうです。 外資系企業へ飛び込む決意 大学3年生から本格的に英語を学び始めた美加子さんは、卒業後にGE Japanへ入社します。 当時はまだ外資系企業への就職が今ほど一般的ではありませんでしたが、ジャパンタイムズでGE Japanの求人を見つけたことが大きな転機となりました。 お父様から「今、アメリカでNo.1の企業だよ」と言われ、挑戦への後押しになったそうです。 その後も複数の外資系企業で人事として経験を重ね、キャリアを築いてこられました。 若い頃は昇進のスピードを重視していた一方で、30代半ばを過ぎてからは、「どのような環境で働くか」をより大切にするようになったといいます。 日本法人に十分な裁量権があり、上司が外国人で、多様なバックグラウンドを持つ社員が集まる環境を意識して選んできたそうです。その背景には、「多様性の高い職場で働きたい」という一貫した思いがありました。 外資系企業ではOJT(On the Job)トレーニングで様々な経験を積むことが通常です。外資系キャリアを構築する過程で「強み」を活かすのが何よりとのこと。 美加子さんご自身、外資系企業でのさまざまな経験を通じて、強みを磨きながらキャリアを構築されました。 キャリア迷子の時期 キャリアのスタートは人事職でしたが、若い頃から抱いていたファッション業界への憧れを捨てきれず、32歳のときに思い切って転職を決意します。年収が半分になることも覚悟のうえで、オートクチュールメーカーのマーケティング職に挑戦しました。 しかし、実際に働いてみると、自分が本当に力を発揮できる仕事ではないことに気づきます。結果として、人事の道へ戻ることになりました。 この経験を通じて実感したのは、「自分に合った企業文化を見極めることの重要性」でした。 美加子さんによると、企業との相性を考える際には、①企業の成長段階、②企業規模、③求められる仕事のスピード――という3つの軸が重要だといいます。これらが自分の価値観や働き方と合致していないと、能力の有無にかかわらず職場で孤立感を抱いてしまうことがあるそうです。 だからこそ、職種や待遇だけでなく、自分がどのような環境で最も力を発揮できるのかを理解したうえでキャリアを選択することが大切だと語ってくださいました。 外資系で活躍するために必要なこと 美加子さんが考える、外資系企業で活躍するために欠かせない要素は3つ。 特に印象的だったのは、アサーティブネスを身につけるためのアドバイスです。 「いきなり大きなことをする必要はありません。ランチを注文するときに自分で選ぶことや、誘いを上手に断ることなど、日常の小さな場面から意見を伝える練習をするといいんです。」 確かに、日本人は「空気を読む」ことが得意な一方で、自分の意見を明確に伝える経験が少ないかもしれません。 こうした日常の積み重ねが、グローバルな環境でのコミュニケーション力につながるのだと感じました。 外資系で求められる英語力とは? 美加子さんによると、「外資系に必要な英語力」は業界や職種によって大きく異なるため、一概には言えないそうです。 例えば、営業職や技術職であれば、スタッフレベルでTOEIC500点程度から挑戦可能な場合もあります。一方で、海外とのやり取りが多いマーケティングや人事では、より高い英語力(スタッフで750点程度、マネージャーでは800点以上のレベル)が求められる傾向があります。 大切なのは、求人内容をよく確認し、自分が目指す職種に必要な英語力を見極めること。英語力だけでなく、職種ごとの専門性や経験とのバランスを意識することが、グローバルキャリアへの第一歩だと感じました。 起業、そして日本文化を世界へ オーストラリアでの生活を経て帰国した美加子さんは、「働く時間や場所を自分で選びたい」という思いを強く抱くようになり、2014年に株式会社AT Globeを設立されました。 外資系企業でのキャリアを通じて数多くの挑戦や苦労を経験してきた美加子さん。その経験を活かし、現在はグローバル人材の育成に力を注いでいます。 日本で教育を受け、外資系企業で働くなかで苦労したからこそ、「これからグローバルに活躍したいと考える日本人を支援したい」という思いが芽生えたそうです。その取り組みは、草の根レベルで日本の国際競争力を高めることにもつながると考えています。 さらに近年、新たな挑戦として始められたのが、訪日外国人向けの飾り寿司教室です。実は、私も海外の方とともに参加させていただいたことがあり、飾り寿司の奥深さと作る楽しさを実感しました。… Continue reading 英語、キャリア、そして飾り寿司~異文化をつなぐ私の挑戦~AT Globe 鈴木美加子さん

英語で拓くキャリアは続く:通訳ガイド・石川弘さん

Hi there! Welcome to my blog.こんにちは、Sachikoです。 英語を「話せるスキル」で終わらせず、どうキャリアにつなげ、どう人生に生かしていくのか。 このブログでは、英語を軸に自分らしい道を切り拓いてきた方々の、等身大の経験と選択をお届けしています。 今回のゲストは、石川弘(いしかわ・ひろし)さんです。製薬会社で長年キャリアを重ね、アメリカ、オランダ、フィリピンの3か国で海外駐在を経験。定年退職後は、通訳ガイド(全国通訳案内士)、財団での活動、英語勉強会の運営と、いくつもの顔を持ちながら、今もなお精力的に活動されています。 私自身、キャリアの後半に差しかかり、「いつか通訳ガイドをやってみたい」と思うようになりました。 そこで今回は、英語とキャリアの関係、そして通訳ガイドという働き方について、石川さんにじっくりお話を伺いました。 「英語は、会社に入ってから本気でやり始めました」 —— 海外駐在を何度も経験されていますが、英語はもともと得意だったのでしょうか? 「いえ、決して最初から得意だったわけではありません。大学は薬学部で、卒業後は中小の製薬会社に入りました。ちょうど会社が海外進出を目指し始めた時期で、私は国内営業に配属されたんですが……国内営業は、完全な“レッドオーシャン”だったんです。 一方で海外部門を見ると、人が足りない。『ここなら勝負できるかもしれない』と思ったのが、最初の動機でした」 当時、社内では「社内英検」という制度があり、合格すれば国際部勤務を経て、海外駐在のチャンスが得られる仕組みがあったそうです。 「英語自体は好きでしたが、本気で勉強し始めたのは入社後です。高校時代に英検2級を取った程度。社内英検は3回目でようやく合格し、国際部に配属されました」 国際部での最初の3年間は、徹底した“書く英語”の訓練。 「テレックスや英文メールの書き方を、徹底的に叩き込まれました。課長に原稿を出すたび、赤字だらけで返ってきて……」 どれくらい書けば英文はうまくなるのか、と聞いたときの答えが印象的だったそう。 「『1トントラック一杯分くらい書いたらね』って(笑)。今思えば、あれがすべての土台でした」 駐在地ごとの記憶――ニューヨーク(米国)、アムステルダム(オランダ)、マニラ(フィリピン) —— 特に印象に残っている国はありますか? 「どの国にも思い入れはありますが、やはり最初のアメリカ、ニューヨークですね。30歳直前での赴任で、当時は日本人なら誰もが憧れる街。あの文化の中で生活できたことは、今でも鮮明に覚えています」 最後の赴任地・フィリピンでは、経営者としての経験を積みました。 「ジェネラルマネージャーとして、営業、労務、会計まで会社経営の全体を見る立場でした。労使問題がこじれて、脅迫状のようなものが届いたこともあり、本社と緊急で相談したこともありましたね」 オランダでは、ヨーロッパならではの価値観に触れたといいます。 「皆、自分なりの“人生の楽しみ方”をよく知っている。仕事と生活のバランスの取り方には、本当に学ぶことが多かったです」 「英語を維持し、海外でお世話になった方々への恩返しがしたかった」 —— 定年後、通訳ガイドを目指された理由は? 「理由は二つあります。ひとつは、英語力を維持し、できればさらに高めたいという思い。もうひとつは、海外でお世話になった方々への“恩返し”です」 駐在先では、現地の人々に名所を案内され、食事を共にし、多くの親切を受けた。 「だから今度は、日本に来る外国の方に、日本の文化や食、人の魅力を伝えたい。そう考えたとき、通訳ガイドという仕事が一番しっくりきたんです」 製薬会社時代の経験も、今に生きています。 「英語力に加えて、コミュニケーション力ですね。それに、ガイドをしていると必ず『今までどんな仕事をしてきたの?』と聞かれます。自分のキャリアそのものが、会話のコンテンツになるんです」 通訳ガイドの仕事は、こうして始まった —— 通訳ガイドの資格(全国通訳案内士)を取得された後、実際にはどのようにお仕事を見つけたのでしょうか。 正直に言うと、資格を取ったあと、“どうやって仕事を取るのか”はまったく分かりませんでした」 転機は、通訳ガイド二次試験(面接)対策講座。 「その講座を行っていた旅行会社の講師の方が、とても印象的だったんです。『ここなら、きちんとガイドを育てている』と感じました」 その旅行会社は、築地観光を専門とする会社。契約までのプロセスは、想像以上に本格的でした。 「まずはコミュニケーション研修を受けます。その後、実際に築地場外市場を廻りながら日本語で研修を受けます。次に一次試験として、他の日本人4人とともに場外市場を廻り、一人一人、ランダムに割り当てられた5コースのうち1コースを20分で英語で説明します」 一次試験を通過すると、実地の二次試験。 「二次試験は、外国人のお客様を実際にお招きして、90分間築地を英語で案内します。これに合格すればガイド委託契約、という流れでした。『これに受かれば仕事が始められるんだ』と思って、本当に必死でしたね」 二次試験翌日には連絡があり、無事合格、そしてその後委託契約締結。 「二次試験では、お客様(外国人)の評価が合否の重要要素だったようです。ありがたいことに、良い評価をいただけたようでした」 初ガイドの日、忘れられない一言 コロナ禍を経て、2022年に通訳ガイドとしてデビュー。最初のツアーは築地でした。 「正直、不安しかなかったです。自分の英語と知識で、本当にお金をいただいて満足してもらえるのか、と」 しかし、90分のツアーを終えたあとの反応は、想像以上。 「『とても良かった』『もう何年もやっているかと思った』と言われて。『実は今日が初めてなんです』と伝えたら、ものすごく驚かれて(笑)。あのときのお二人の表情は、今でも忘れられません」… Continue reading 英語で拓くキャリアは続く:通訳ガイド・石川弘さん

「人生の種まきをしよう」『おうち英語』著者・小河園子さん 

Hi there! Welcome to my blog. こんにちはSachikoです。 英語はあなたのキャリアにどんな影響を与えていますか? どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身に着けられるのでしょうか。 英語を軸にキャリアを紡いできたSachikoが英語の達人のみなさんにその秘訣を伺います。 今回ご紹介するのは、「気が付くと子どもの英語力がぐんぐん伸びている おうち英語」を上梓された伝説の英語教師小河園子さんです。 「人生の種まきをしよう」『おうち英語』著者・小河園子さん  「いつどこで芽を出すか分からない種を、日々まいておく。 その積み重ねが、気づけばキャリアと子育てをつないでくれました。」  43年にわたって公立高校で英語教育に携わり、定年後は大学でも教壇に立つ。 そして近年は『気が付くと子どもの英語力がぐんぐん伸びている おうち英語』を上梓し、SNSやイベントでも発信を続ける――。 小河園子(おがわ・そのこ)さんに、教員としての歩み、子育てとの両立、 “種まき”というキャリア哲学、そして次の目標について伺いました。  「英語という切り札で乗り切れる」――教員を志した原点  ――教員になろうと思ったきっかけを教えてください。 外交官など他の道も考えましたが、いずれ結婚や出産を経ても長く働き続けたいという思いが強かったんです。そこで、自分の“切り札”である英語で勝負できる職場を求めて、教員を選びました。 就職当時(約40年前)は、外資系で英語を武器にバリバリ働く選択肢が今ほど一般的ではなくて。TOEICで900点を超える英語力があっても、あえて地味に見える公立高校を選びました。結果的に、それが私の軸になりました。  43年の教員人生――“進学校”から“進路多様校”まで  ――どのような学校で教えられてきましたか。 主に公立高校です。キャリアの締めくくりは県立浦和高校で約11年。その前は浦和第一女子高校、キャリア中盤は新設10年目の埼玉県立南稜高校(いわゆる進路多様校)に勤務しました。 高校教員の定年後は、大学でも教えています。異なる校風・学力層の生徒と向き合った経験は、今の指導にも大きく生きています。  子育て期の“横展開”――直線ではなく、英語に触れ続ける導線づくり  ――長いキャリアの中で子育ても。どのように継続されたのでしょう。 正直、我慢の時期もありました。周囲の先生が次々と本を出したり「出世」をしたりするのを横目に、私は母親業を優先。その分、定年後に活動の幅を広げています。 子育て期(幼稚園年中から高校卒業までの14年間)は、いわゆる“進学校”とは別の、多様な進路を歩む生徒が多い学校で教えました。そこで意識したのが、毎日英語に触れる導線を持ち続けること。授業に加え、国際交流担当に手を挙げ、オーストラリア研修旅行の引率など、英語が“仕事の中心”になる機会を自らつくりました。  キャリア一直線で管理職を目指す人たちが手を挙げにくい業務ほど、私は進んで引き受けました。脇道のようで、実は自分の軸を太くする道だったからです。  あえて“敬遠されがちな仕事”を選ぶ理由  ――なぜ、人がやりたがらない仕事を積極的に? 英語ディベート部の顧問や国際交流は、時間も手間もかかるし、成果も不確実です。でも、企画段階から関われる「おいしい仕事」でもあるんです。海外の先生(オーストラリア、イギリスなど)とメールをやり取りし、ホームステイの受け入れも毎年のようにやりました。  家族の助けも借りながら、我が家に外国人が泊まる環境を整えました。これは息子にとっても大きな財産になりました。 また、学校では日本人の先生たちが遠慮するネイティブの先生の隣の席を、私は「無料の英会話教室」だと思って確保。雑談から頼まれ事や相談が舞い込み、さらに英語の実践機会が増える。自分の強みを日常の中で回し続ける工夫です。  「国際交流に、子どもを巻き込む」  ――ご家庭にも国際交流を取り入れていたとか。 着任したばかりのオーストラリアやアメリカ、カナダ出身の先生と市役所での各種手続きを一緒にこなすなど、生活面のサポートもしました。小学生の息子は会話の中身をどこまで理解していたか分かりませんが、英語の音や多様な文化を“空気ごと”浴びる経験になったはず。また、息子は、「世界には、いろいろな人がいる」ということを実体験を通じて学ぶことができました。 種が花開いて誕生した『おうち英語』  ――書籍『おうち英語』はどのように生まれたのですか。 ある出版社(学研)の編集者さんに経歴を話すと、「母親としての視点 × 英語キャリアを掛け算しましょう」と背中を押していただき、企画が動き出しました。 執筆が実現した背景には、英語教員としての実績(当時まだ珍しかった海外進学のサポートなど)と、子育て経験。さらに、コロナ禍に参加したオンラインの出版塾でのご縁も大きかったです。そんなこんなで「いつどこで役立つか分からない“種まき”が、60代に入って次々と芽を出した」という感じです。スティーブ・ジョブズのいう connecting the dots を、私は「種まきが生きてきた」と表現しています。  キャリアアップの下準備――夜間大学院で“言語化”の力を磨く  ――高校教員から大学へ。どのように道を拓いたのでしょう。 こまめに英語資格を更新しつつ、夜間の大学院(立教大学・異文化コミュニケーション)で2年間学びました。指導主幹は鳥飼久美子先生。本業と子育ての合間に通い、ギリギリで単位を取った科目もありますが(笑)、理論の言語化を身につけられたのは大きかった。思春期の息子とお互い「英語力でマウント合戦」をした時期もありましたが、親が夢中で学ぶ背中を見せられたのは良かったと思います。  出版の扉を開く――名刺に“見出し”を、翌日に“130の提案”を  ――出版のチャンスは、どうつかんだのですか。 出版記念パーティーに顔を出し、名刺の裏に“見出しになりそうな言葉”(「公立高校から海外へ」「ケンブリッジ英検…」など)を書いてお渡ししました。翌日には編集者から宿題メール。 「このテーマで10項目」と言われたら、翌日に13。100なら130返す。結果、その130のTips(コツ)のうち64のTipsが本になりました。担当の古川有衣子編集長の“伸びる芽を伸ばす目”に救われました。  “レッドオーシャン”を泳ぎ切る覚悟――弱者の戦略  ――SNSでの発信は苦労も多かったのでは。 フォロワー5万人の著者が並ぶ中、私は数千人規模。不安はありましたが、飛び込んだ以上は泳ぎ切ると覚悟を決め、既存のリアルなつながりに丁寧にDMを送りました。300通送れば約1/3が反応。SNSは1/10〜1/100の反応でも、リアル発のネットワークなら道は開けると実感しました。 また、競合と思える著者にも自分から握手。同時期・類似テーマの方にDMを送り、共同スペースやコラボライブを実施。準備は7割こちらが担う、当日は相手7:自分3で話す――教員の経験を活かした即興トークで相手を引きたてました。半年後には、大物著者側からお声がけいただけるように。我が家ではライブ配信の時間を“放送”と呼び、家族の協力も得ながら継続しています。  AI時代の英語学習へ――「人間の予測不能性」を手放さない  ――AIが発達する時代、英語学習者へのアドバイスは? 一言でいえば、「AIにない“人間の予測不能性”を大切に」です。「塞翁が馬」というように、よいことが悪いことに、悪いことがよいことに転じることは常に起こり得る。失敗して、踏みとどまって、やり直す――そのプロセス自体が学び。諦めない粘りこそが、英語とキャリアをつないでくれます。  ネクストゴール――“静かな時間”に、次の芽を仕込む  ――これからの目標は? 昨年は思わぬ怪我で失速もありましたが、その“静けさ”の中で新しいコミュニティとの出会いがあり、出版コンペへの挑戦、次の企画も動き出しました。今後の取り組みとしては学童保育の時間に日本語と英語の両方の言語力を高める活動(言葉遊びなど)のお手伝いができたらと考えています。また、地域の中でボランティア的に日本を訪れる海外の方が、日本のことを良く知り、地域に溶け込みやすくするようなお手伝いができればと考えています。  園さんの“種まき”の流儀のまとめ  インタビューを終えて 園さんの言葉は、直線の「キャリア論」よりも、“横に広げる”導線づくりの重要性を教えてくれます。今日まいた種が、いつ芽を出すかは分からない。だからこそ、日々の仕事・生活・家族を“英語”でつなぐ工夫を欠かさない。 その姿勢こそが、AI時代の学びと働き方のヒントなのかもしれません。  英語に関する発信をいろいろされている園さんのSNSをフォローしてあなたも種まきの準備をしてみませんか?  Xアカウントhttps://x.com/sono_english   noteアカウント その(小河園子)@英語教師|note  気が付くと子どもの英語力がぐんぐん伸びている おうち英語紹介Webページ 『気がつくと子どもの英語力がぐんぐん伸びている おうち英語』 | 学研出版サイト 

行動が人生を変える‐太極拳を通して学んだ人生の切り開き方【 インタビュー 中国広州滞在 隈本さん Vol.3】

インタビューさせていただいたのは、中国広州在住の隈本祐子さん。第1章では、駐在に行くかもしれないというパートナーの一言から実際に中国駐在が決まるまでの7年間の思いや、実際に中国に渡航してからの生活立ち上げや焦る思いについてお聞きしました。 第2章では、現地の太極拳のコミュニティに参加した経験について、嬉しかったこと、難しかったこと、努力したことについてお聞きしました。 第1章と第2章はこちらから第1章 海外生活への強い思いと”中国”への戸惑い第2章 地元の太極拳グループに飛び込み参加。先生についていく決意。 最終章では、太極拳を通しての隈本さんの心の変化、太極拳への思いについてお聞きしました。 週5〜7日。太極拳中心の生活へ 太極拳は彼女にとって“生活の中心”になった。 週5〜6日、多いときは週7日。毎日のように練習するうちに、太極拳に向き合う姿勢が変わり、家族の見え方も変わっていった。 子どもたちの視点の変化 日本では仕事をしていた母親が、中国への引っ越しを機に突然「仕事をしない生活」になる。最初、子どもたちは戸惑ったと隈本さんは言う。 「ママ、これから何するの?」「ママが仕事しなかったらご飯食べられないよ!」 子どもたちにとって“いつも働く人”だった隈本さん。しかし毎日家で練習する姿を見せるうちに、子どもたちも変わったという。 「”ママは太極拳の人だよね”って。気付いたら、子供たちが自然に受け入れるようになっていた」と隈本さんは笑う。 *お子さんが太極拳を見学に来た日 旦那さんの反応 当初は現地のコミュニティに入ることを心配していた旦那さんも、「一番中国に溶け込んでるのはママだよね。」といつの間にか受け入れるようになっていたという。 「太極拳のイベントに積極的に参加し、平日に開催されたものには子どもを学校を休ませてまで連れていった。いい経験だと思ったから。」 と、当時を思い出して隈本さんは語る。「”ママすごいじゃん”という表情を見せて夫も笑っていた。」 隈本さんが優しい顔で言った。 「がむしゃらにやってきた結果なのかな。」 教える側へ―Expat Circleでの依頼 太極拳を学びはじめて少したった頃、学ぶだけではなく、「教える」立場になる機会が隈本さんに訪れた。 「海外生活者向けのサークル “Expat Circle” で、ヨガや中国茶など自分の得意なことを教える活動をしている人たちがいて、そこから太極拳講師の依頼がきたけど、最初は不安の方が大きかった」 大好きな太極拳を教えるという突然の機会。 当初の不安な気持ちを隈本さんは語る。 「太極拳って、1回で伝えられるものじゃないし、人に教えるってイメージが湧かなかった。」 隈本さんの表情からも簡単な決断ではなかったことがわかる。 「それでも断らずに挑戦してみたけど、やっぱり1回では伝えきれなかった。続けて教えたいとまでは思わなかったけど、これが”自分はもっと極めたい”と感じるきっかけになった」 学ぶ立場から教える立場になってみたことで、太極拳への思いが強まったと隈本さんは語る。 PTA経由で広がった“文化体験”としての太極拳指導 太極拳への思いが強まったタイミングで、さらに予想外の依頼が隈本さんのもとに舞い込んできた。 学校のPTAで知り合った先生が、彼女が太極拳をしていることを知り、声をかけてきたという。 「総合の授業で日中の懸け橋になる内容をやりたい。外部講師はハードルが高いけど、保護者でできる方がいるのなら…。太極拳を教えてもらえませんか?」 突然の依頼、しかも相手は日本人学校に通う子供たち、もちろん隈本さん自身の子どもたちも。 「すごく嬉しかったけど、不安も大きかった。」 当時の気持ちを隈本さんは振り返る。 「子どもに教えるイメージが持てなくて。太極拳を教えた経験、ほとんどないし。」 迷っていたタイミングで、以前一度だけ開催した太極拳講座を、「全8回の講座」としてやってみることを決めたと隈本さんは当時の様子を語る。 参加者5名、24式太極拳。日にちを固定し、本当にやる気のある人に限定して募集した。申し込み1時間以内に予約満席に。隈本さんの新たな挑戦、”太極拳講座”がスタートした。 言語化の難しさ、参加者の熱意 「最初は、自分の動きを言葉にすることがとても難しかった。」 隈本さんは静かに語る。 「“こんな感じで”といっても伝わらない。右手の動きひとつ説明するのも難しい。」 教えることの難しさを隈本さんは振り返る。 「参加してくれた5人はすごく熱心で。毎回動画を撮ったり、家で練習してきてくれた。」熱意をもって学んでくれたことが嬉しかったと、隈本さんは優しい笑顔で語る。 彼女がどれほど太極拳を大切にしてきたか知っている人たちだったからこそ、参加している方も理解と熱意が強かったようだ。 少しずつ変化があったことを隈本さんが教えてくれた。「靴が太極拳の靴に変わって、服装も少しずつ太極拳仕様になってきた。みんなが楽しむ姿が嬉しかった」 嬉しそうな表情から当時の気持ちが伝わってくる。 最後には全員で動画を撮影し、8回の講座は大成功で終わった。 「こんなふうに広がっていくことに驚きと感動があった。」 嬉しかった気持ちを隈本さんが語る。 「太極拳の仲間にも報告したら、”すごい、よくやってるね!”と温かい言葉をかけてくれて。公園の真ん中に受講生5人を連れていった時も、みんなが温かく迎えてくれた。」… Continue reading 行動が人生を変える‐太極拳を通して学んだ人生の切り開き方【 インタビュー 中国広州滞在 隈本さん Vol.3】

「心に響くパフォーマンスを追い求めて」バイリンガルアナウンサー・野口美穂さん

Hi there! Welcome to my blog. こんにちは、Sachiko です。 英語はあなたのキャリアにどんな影響を与えていますか?どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身につけられるのでしょうか? 英語を軸にキャリアを紡いできたSachiko が、英語の達人のみなさんにその秘訣を伺います。 今回ご紹介するのは、バイリンガルフリーアナウンサーとして知られる野口美穂さんです。岐阜県に拠点を置きながら、英語を武器にグローバルな舞台で活躍されています。 愛知国際放送(Radio-i)で日英バイリンガルニュースアナウンサーや番組パーソナリティーを務めた後、国際カップルの披露宴や、国際会議、企業のグローバルイベントでのバイリンガルMC、ステージ通訳など、活動の幅を広げてこられました。さらにGoogleマップのカーナビ音声を担当したことでも知られています。 また、全米No.1セレブリティボイスコーチ Roger Love氏の認定ボイスコーチ資格を取得し、近年は「世界で活躍する人のためのバイリンガル英語スピーキング指導」にも力を入れていらっしゃいます。 今回は、キャリアの歩み、英語との出会い、バイリンガルアナウンサーという新たな職域を切り開くまでの道、そして子育てと仕事の両立について、じっくりとお話を伺いました。 バイリンガルアナウンサーという仕事 ――まず、「バイリンガルアナウンサー」とはどのようなお仕事なのでしょうか? 実は、先人の方はいらっしゃるんですけれど、私の場合は“自称”というのが正しいんです(笑)。ラジオでアナウンサーをしていたこともあり、「MC、バイリンガル司会、モデレーター、パブリックスピーカー」など、スピーキングを軸にする職業を分かりやすくするために自分のことを “バイリンガルアナウンサー”と呼んでいます。ただ、英語では“アナウンサー”という言い方はせず、professional speaker, emcee, moderatorと名乗っています。  英語との出会い ―― 高校時代の留学が原点 ――高校時代のアメリカ留学が大きなきっかけだったのでしょうか? AFSの交換留学でメリーランド州の公立高校に通ったんですが、英語の授業についていくのが本当に大変で。 リーディングの課題が20ページとか、高校生にはかなりハードでした。でも振り返ると、人前で話す機会が多かった気もします。 留学前から洋楽が好きで、バイリンガルで話すラジオDJにも憧れていました。 大学での学びが、今の仕事につながった ――大学で専攻されたオーラル・インタープリテーションは、現在のお仕事にどう活かされていますか? オーラル・インタープリテーションは、文学作品やスピーチなどの文章を“声で表現する”学問です。 朗読とは違って、作品の意味や感情、リズムを捉え、声と身体表現を通して伝えるもの。演劇的ですが、台本を必ずしも暗記するというわけではなく、テキストを解釈しながら読み上げるのが特徴です。 この学びが、今のバイリンガルMCの仕事にとても活きていますね。 人生の転機 ―― 流産、ラジオ局閉鎖、そして新たな道 ――秘書、通訳、海外営業などさまざまなキャリアを経て、どのようにMCの道に進まれたのでしょうか? 短大卒業後は岐阜の企業で秘書をしていました。そこで外国からのVIPをアテンドする方がいて、通訳ガイドの資格があると伺ったのがきっかけで、私も挑戦しようと思ったんです。 事務所を辞めて勉強に専念し、英検1級と通訳ガイドの資格を取得しました。 通訳学校にも通ったんですが、日本語でのアウトプットがうまくできなくて、日本語スピーキングを鍛えるためにアナウンス学校へ行ったら、そちらの方が断然おもしろかった(笑)。そこで「あ、通訳は向いてないな」と悟りました。 その後、社内通訳のような仕事に就いたとき、通訳ガイド資格のおかげで時給が少し高くなって、「資格を取っておいてよかった!」と実感。 その仕事の傍ら受けたオーディションで、FM放送レディオアイの日英ニュース読みの仕事を得ました。 ――そこから大きな転機があったそうですね。 はい。妊娠後に流産というつらい出来事を経験したのですが、その後ラジオ局で番組再編成があり、自分の番組を持てるチャンスが来ました。 迷いながらも引き受けて半年ほど担当しましたが、残念ながらラジオ局自体が閉鎖に。 朝番組で体力的にも厳しかったので、長く続けるのは難しかったかもしれません。 MCの仕事が軌道に乗るまで その後は妊活を優先するため、自由に働けるよう自営業に。自分でホームページも作りました。 きっかけは、友人(オーストラリア人と結婚)から頼まれた披露宴MC。フランス語も話せるので、日仏カップルの披露宴MCも経験し、そこから自然と仕事が広がっていきました。 バイリンガルMCの仕事を紹介するキャスティング事務所にも登録し、シャンパンメーカー、フェラーリ、東京国際映画祭など大規模イベントのMCも担当しました。 岐阜在住の自分に依頼が来るのか不安で料金も抑えていたのですが、実績が増えるにつれ適正価格に。 パフォーマンス動画をYouTubeにアップし、それを見た企業から「うちでもお願いします」と依頼が来るようになり、そこから仕事が好循環に入りました。… Continue reading 「心に響くパフォーマンスを追い求めて」バイリンガルアナウンサー・野口美穂さん

「参考書を閉じてネイティブ英語に学べ」米国駐在通算8年Eddieさん

Hi there! Welcome to my blog. こんにちは、Sachiko です。英語は、あなたのキャリアにどんな影響を与えていますか?国際ビジネスの現場では、言葉の選び方や発音ひとつで、相手に与える印象や信頼感が大きく変わります。英語力で転職の選択肢を広げ、給与レベルをワンランクアップさせることも可能です。では、どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身につけられるのでしょうか?このブログでは、英語を軸にキャリアを紡いできたSachiko が、英語の達人のみなさんに「キャリアの武器になる英語」の身に着け方を伺います。 ****************今回ご紹介させていただくのは、アメリカに2度目かつ通算8年間以上の駐在を通じて自ら身に着けた現地のリアルな英語をX(旧Twitter)で発信するEddieさん。フォロワー数は17000人以上、年間500回以上のネイティブとの会議をこなす英語の達人Eddieさんが、キャリアアップに効く英語力の習得について語ってくださいました。 ネイティブ英語の洗礼を受けて 駐在直後、電話会議で飛んできた「What’s that?」。頭が真っ白になったというEddieさん。TOEICでインプットすれば話せる、そう信じていたのに、言葉が全く出てこない。スピードが違う、表現が違う、何もかもが違う。「これはヤバい」——そう感じて、日本から持ってきたTOEIC参考書を全部捨ててしまったそうです。 学校英語とは何が違うのか 文法は学校で学んできたので大丈夫。でも発音が違う。どもったり、崩れたり、教科書みたいな「きれいな発音」なんて誰もしていません。Eddieさんが意識しているのは、聞き取りにくい英語も含めて理解できるよう、リアルな状況を想定したリスニングです。そして最も大きな違いは表現力。学校で学ぶ英語は基礎の基礎に過ぎず、日常会話にはカジュアルな表現や比喩的な言い回しがあふれています。単語一つひとつの意味は分かるのに、文章全体の意味が分からない。“Let’s play it by ear.”——単語だけ見ても意味が分かりません。スピードの違いも大きく、アメリカから帰国後に日本の教材で使用されている英語を聞くと、ものすごく遅く感じるようになったといいます。 知らないと会話が成立しない表現たち 駐在中、「これを知らないと会話についていけない」表現に数多く出会ったというEddieさん。“move the needle”(目に見えた進捗がある) “segue”(話題をスムーズにつなぐ) “down the road”(ゆくゆくは) “across the board”(一律)、——ビジネスの現場で本当によく使われます。逆に “had better”や “you should”は実はとても強めの表現で使い方に注意が必要です。日本語の感覚とずれている単語も要注意です。 “propose”は「軽く提案する」ではなく「最終案を提示する」という重い意味合い。 “insist”も強すぎるため、 “I would argue that”のほうが自然で柔らかい。こうした「言い方の選び方」が、会話として成立するかどうかを大きく左右するのです。 ネイティブ表現、こうして身につけた Eddieさんの習慣は、ミーティング中に気になった表現を必ずメモすること。特に何度も出てくる表現だけを徹底的にメモし、実際の会話で使ってみて、Xへの投稿(下記画像が一例)で整理し、仕事の英会話でアウトプットする——この流れが完全に習慣になっているといいます。実際に使ってうまく通じたり、相手の言葉として引用されたりすると、「この使い方で合ってるな」と手応えが得られるのです。 ビジネスでの効果はこう表れる 特定の表現が劇的な効果を生んだケースは少ないものの、ネイティブ英語の言い回しや考え方を理解することで、コミュニケーションがスムーズになったといいます。会議や交渉の場では、まず相手の意見を “You are saying ○○, right?”や “I understand your point, but”といった形で受け止めてから、反論や問題点を提示する順序が重要です。通訳や説明の場面でもネイティブの言い回しは大きく効果を発揮します。「説明します」を “We… Continue reading 「参考書を閉じてネイティブ英語に学べ」米国駐在通算8年Eddieさん

「発音はキャリアの武器になる」英語発音コーチ・みほさん

英語発音コーチが語るビジネスで勝つための英語力 Hi there! Welcome to my blog. こんにちは、Sachiko です。英語はあなたのキャリアにどんな影響を与えていますか?グローバル化が進む今、英語は単なるコミュニケーションツールでしょうか。それとも、キャリアを切り拓くための強力な武器でしょうか?ビジネスの現場では、言葉の選び方や発音ひとつで、相手に与える印象や信頼感が大きく変わります。転職の選択肢を広げ、給与レベルをワンランクアップさせることも可能です。さらに、英語は投入した時間に比例して上達しやすく、今は無料の教材も豊富。コストパフォーマンスの高い自己投資と言えるでしょう。では、どうすれば「キャリアの武器になる英語」を身につけられるのでしょうか?英語を軸にキャリアを紡いできたSachiko が、英語の達人にその秘訣を伺います。 英語発音コーチ・みほさん 延べ1000人以上を指導した経験を持つ英語発音コーチ赤狩山美秀さん(以下みほさん)は、「発音はキャリアの武器になる」といいます。ビジネスで勝つための英語力とはどのようなものか、また正しい発音を身に着けるにはどのようにしたらよいのか、そもそも発音コーチとは?等いろいろ聞いてみました。 発音は“音の世界”を知ることから始まる 「試験の点数より“話せる力”が重要」英語学習者の多くが、発音を独学で学ぶのは難しいと感じています。TOEIC で900 点を超えたり、英検1 級を取った方でも、実際に「話す」ことを教わる機会はほとんどありません。「発音に自信がないから話すのが苦手」という悩みを抱える人たちに、正しい発音を身につけるサポートをするのが、みほさんのお仕事です。 資格よりも“言語化できる力” 「発音コーチに必要なのは資格より経験」発音コーチになるために特別な資格はありませんが、みほさんは、「英語発音指導士」の資格を持っています。帰国子女として培ったネイティブ発音を、独学で言語化し、指導に活かしています。 なぜ日本人は発音でつまずくのか? 「母音は5 つじゃない、20 以上ある」日本語の母音は5 つですが、英語には母音だけで20 種類以上あります。「例えば“A”の音だけでも5〜6 種類あって、使い分けが必要です。しかし日本人は全部『あ』として認識してしまうので、聞き分けができないし発音もできないのです。」この“音の壁”を越えるためには、まず「違いを知る」ことが重要です。その上で英語独特の音をキャッチするための「お皿」を作ることができるのです。 発音練習は“葉っぱから森を見る” 「音素から始める、自走できる学び」みほさんの指導法は、音素ごとに分解して練習することから始まります。「単語を見ると脳がカタカナに変換してしまいます。でも実際の英語の音とはギャップがある。それを知らないと直せない。」12 週間で完結する基礎講座を通じて、苦手な音を自分で直せる“自走のサイクル”を作ります。 発音が変わると“心理的ハードル”が下がる 「聞こえることが先、話せることはその次」発音が改善すると、まず音が聞こえるようになります。正しい音を認識できるので、リスニングも向上するのです。「私はよくカラオケに例えるのですが、曲を口ずさめても、いざカラオケで歌えないことってありますよね?でも口に出せるようになると、認識はクリアしている証拠。結局、聞こえることが先なのです。」 発音は信頼を生む――ビジネスで有利になる理由 「TOEIC よりも、あなたの声が評価される」「英語の試験でどんなに良い点を取っても、仕事では結局“話せるかどうか”が重要です。」発音が良いだけで、信頼度が勝手に上がる――これはみほさん自身の経験からくる言葉です。前職では業界知識も英語力もそこまで高くなかったにもかかわらず、ネイティブに近い発音だったことで、海外との窓口を任されるチャンスが舞い込みました。 キャリアを広げる英語:発音がくれたチャンス 「英語はあなたの市場価値を上げる」外資系企業の採用や本社幹部とのミーティングで、英語が話せることがアドバンテージになったこともあるそうです。「契約書は無理でも、世間話や文化の説明ができる人は意外に少ないです。これも英語がくれたチャンスですね。」 将来の夢は“ビリヤード×英語”のグローバルサロン 「好きなこととキャリアを掛け合わせる」みほさんの将来の夢は、ビリヤードと英語を融合させたグローバルなサロンを作ること。実は、彼女もご主人もプロのビリヤード選手というユニークな経歴を持っています。「ビリヤード場だけでは経営が難しいので、英語を掛け合わせて黒字化したいんです。夢を実現するためには、発音コーチとしての仕事のギアをもう一段上げる必要がありますね。」 英語でキャリアアップしたい人へのアドバイス 「英語は筋トレ。毎日少しずつ」「英語は筋トレと同じです。正しい音を入れることが大事で、毎日少しでも発音練習をしてください。ビジネスで使うなら、自分が英語で話す場面を想定してスクリプトを準備するのが一番効率的です。メールやチャットで使っている表現を声に出して練習するのもおすすめです。」 まとめ:英語発音はキャリアの“見えない資産” 試験のスコアだけでは不十分。ビジネスの現場で評価されるのは「通じる英語」、そしてその鍵を握るのが発音です。発音が良いだけで信頼度が上がり、チャンスが広がる これはみほさんの実体験が証明しています。あなたの話す英語が、次のキャリアの扉を開く鍵になるかもしれません。 この記事を読んで「英語発音トレーニングが気になってきた!」というあなた、是非みほさんのSNS をフォローしてみてくださいね。 X アカウントhttps://x.com/mihohatsuon?s=21 Instagramアカウント https://www.instagram.com/akamiho_english?igsh=MWNrc21zb2E3aWhkbw%3D%3D&utm_source=qr 公式LINE https://lin.ee/3qtBLA8

英語でキャリアを加速させるブログはじめました

このブログを始めた理由 新年あけましておめでとうございます  薄井シンシアさんのウェブサイト運営パートナーのSachikoです。 専業主婦歴はわずか2年ですが、マミートラック歴は長く、3人の子どもが大学生になるまで「ワークよりライフ重視」の生活を送ってきました。 現在は、子育てが一段落したため、英語を武器に外資系企業に転職し、「ライフよりワーク重視」の働き方をエンジョイしています。 そんな私が専業主婦からフルタイムの仕事を探すときに、一定の収入を確保しつつ、子どものために休暇もしっかり取りたい、 そんなわがままな願いをかなえてくれたツールがあります。 それが「英語」です。 キャリアブレイクを経て再就職するとき、また転職するときに選択肢を増やしてくれる英語はどのように身に着けていったらいいのか。 私もまだ模索中ですが今まで私が出会った英語の達人にインタビューして情報を皆さんと共有したいと思い、このブログをはじめました。 英語で収入アップ 2025年1月に「Daijob.com」が発表した調査によると、「英語レベルがビジネス会話以上」の50代女性は、平均年収が約1.9倍、つまり+約301万円の差になるという結果が出ています。 驚きですよね。 「学生時代、英語苦手だったし、私には無理…」 とつぶやいたあなた、せっかくのチャンスを逃していませんか? 今は学びやすい時代 昔と違って、教材は豊富にあり、ネットでは英語の音源も無料で聴き放題。 毎日少し時間を投じれば、必ず上達するのが語学です。 中学から学んできた基礎は誰もが持っています。 それをビジネスニーズに合わせて積み上げていけばいいのです。 私の経験から 私は1年半の留学経験(大学院)はありますが、帰国子女ではなく、日本の学校で受験英語しか学んでこなかったタイプ。 仕事で英語を使い始めたばかりの時は、帰国子女の方々に「あの人の英語はちょっとね」と揶揄されることも(涙)。 それでもめげず、コツコツ積み上げ、今では英語での会議も何とかこなせるようになりました。 その道のりで、SNSで出会った「英語の達人」たちの影響は絶大でした。 最後に 繰り返しになりますが、私がSNSで出会った英語達人の方々のノウハウを皆さんに共有しキャリア構築に役立てていただきたい そんな思いで新年(2026年)からこのブログを始めることにしました。 一緒に達人からコツを学び、英語を楽しくブラッシュアップして、キャリアの選択肢を増やしてみませんか? ✅ 次回からは、英語の達人インタビューを掲載していきます。お楽しみに!

多様な社員のキャリア再構築が企業を伸ばす: Cochlearの取り組み

「私たちは、個人の経験やスキル、ポテンシャルを見極め、未来に向けてどれだけの価値を生み出せるかを重視しています。キャリアブレイクがあったかどうかではなく、その人がどのように成長し、組織に貢献できるかが重要なのです。」