2026年、私の経験を“強み”として言葉にしていく

昨日は『自分のキャリアを大切に扱う人が増えてほしい』そんなお話しをしました。

今日はその続きとして、「これまでの経験を、どう扱えばいいのか」について考えてみたいと思います。

経験は勝手に強みにはならない

子育て、介護、家庭の事情。
仕事から少し距離を置いた時間を過ごしてきた方の多くが、
こんなふうにおっしゃいます。

「経験はあるけれど、強みと言えるほどのものではない気がします」

この感覚はとても自然です。

なぜなら、経験は
ただ積み重ねただけでは、強みとして認識されにくいからです。

強みは、「何をしたか」より「どう向き合ってきたか」

強みというと、
資格や実績、スキルのような
分かりやすいものを思い浮かべがちです。

でも、私が再就職や転職の現場で見てきたのは、
強みの正体は、行動の中身というよりも“姿勢”に近いということです。

たとえば、

  • 何を優先するかを考えてきたこと
  • 状況に合わせてやり方を変えてきたこと
  • 誰かの立場を想像しながら判断してきたこと

こうした積み重ねは、
外からは見えにくいけれど、
確実にその人の中に残っています。

経験を強みに変える第一歩は「切り取る」こと

いきなり
「私の強みは〇〇です」と言葉にしなくて大丈夫です。

まずは、こんな問いをご自分にしてみてください。
例えば次のようなことです。

  • 大変だったけれど、何とか回してきたことは何か
  • 判断に迷った場面で、最終的に何を大切にしたか
  • 繰り返し頼られていた役割は何だったか

ここには、
その人らしい考え方や行動の癖が表れています。

経験を“全部まとめて”評価しようとしなくていい。
まずは一部分を切り取るだけで、十分なのです。

言葉にできた経験は、次の選択を支えてくれる

経験を言葉にするというのは、
誰かに説明するためだけのものではありません。

自分自身が、

  • 何を大切にしてきたのか
  • どんな場面で力を発揮してきたのか

を理解するための作業でもあります。

これができると、
「何が向いているか分からない」状態から、
少しずつ抜け出せるようになります。

強みは、
自信満々に語れるものである必要はありません。

むしろ、

  • 当たり前すぎて自分では気づいていないこと
  • 長くやってきたから軽く扱っていること

の中に、
その人ならではの価値が隠れています。

2026年は、
これまでの経験を価値として丁寧に拾い直す年にしてみませんか。

※キャリアブレイク前後のご相談(離職・転職など)・人間関係など、幅広くご相談を承っております。詳しくはこちらのHPをご参照ください。
納得の未来を支えるキャリアコンサルタント・三橋久美子のHP

※キャリアブレイクからの復職や転職をお考えの方は、是非「キャリア・リスタート準備度チェック 〜 私らしく働くための第一歩 〜」を実施してください。
ご自分がどのくらい準備が整っているか、知ることができますよ!

※日々の家事や家族サポートを「見えるかたち」にまとめました。
「家庭運営マネージャーの職務要約~主婦業のリアルディスクリプション~」
・再就職に向けて、これまでの経験を整理したい方
・ 面接や履歴書で「主婦業をどう伝えればいいか」悩んでいる方
・ 自己理解やキャリアの棚卸しをしたい方
そんなあなたに、おすすめの1枚です。

※毎週土曜日朝6:00~voicyでも皆様にキャリア・終活・お金・女性特有の体調(フェムケア)についてお伝えしています。
後からも聞くことができますので、是非お耳をお貸しください。
40代から人生を変えるラジオ/ミアビータ・アーカイヴ一覧
40代から人生を変えるラジオ/voicyチャンネル

キャリアコンサルタント みつはしくみこ's avatar

By キャリアコンサルタント みつはしくみこ

生命保険会社・病院・銀行・人材派遣会社と常に女性の多い職場に計20年おりました。 女性は人間関係や仕事、プライベートなどライフステージに応じて様々な悩みを抱えている方が多く、上記職場での勤務時代も同僚や上司の相談にのり、自分には『人の話を聴く力』があるのではないかと思い至りました。 その『人の話を聴く力』をプロフェッショナルの域まで高めるため国家資格キャリアコンサルタントを取得、1日8~10人の派遣社員の皆さん(延べ5000人)の悩みに耳を傾け、次の一歩を歩むお手伝いをしてきました。 現在は複数社で、女性比率の高い職場でのキャリアコンサルティングを通して、経営者と従業員が同じ方向を向いて企業が成長できるよう支援を行っております。 また、大学生の就活支援も行っており、若者の未来を築いて行くお手伝いもしています。

Leave a comment